最近うっかりエイリアンインタビューを読んだ
うっかり、Kindleにおすすめされた本を読んでしまい、以前から私がひしひしと感じていた「この世は地獄」ということの裏付けが取れたような気になりました。
そもそも、なんで普通に生きてて心を病むのかとても謎だったんですよね。暴飲暴食をしたら肉体が病気になるのは分かるけど、そこそこまっとうに生きて、心を病むとは? 意味わからんくない?
考えてみると心を病む人の多くはどうやら素直で真面目な人です。素直で真面目って一見いいことなのに病む。つまり、この世で素直で真面目は体で言うところの暴飲暴食のようなことかもしれません。
そもそも、じゃあ、誰の何に対して素直で真面目なのかというと、きっとそれは、世間一般でしょう。社会。通説や会社のルールに対してです。
世間一般の言うことに従順だと、挙げ句心を病むということなのです(または親や上司? でも大元をたどれば「世間」に行き着く気がする)。
理由は、思うに、魂(個人の感性)と世間一般の言うことには大きな隔たりがあるから。
(そもそも世間一般とくくったとて、世間一般などというものは幻想で、筋は通っていませんし)
魂の言うことを無視して世間一般に迎合し続けると自分の心の中でダブル・バインドが起こり病気になる。
ダブル・バインドとは、たとえば上司があるときは「自主的に考えて仕事しろ」と言うくせに、別のときには「勝手にやるな」とか「確認をとってからやれ」などと言うあれです(殺意)。
ダブル・バインドは親が子どもにすると高確率で子どもが壊れます。本当の愛が「無条件の愛」と言われるのに対して、ダブル・バインドは「条件付きの愛」と言われています。
素直で真面目な人は知らず知らずのうちに自分の心の中でダブル・バインドが発生させ、心を壊してしまうんですね。
うーんと、じゃあ、魂が反しないことをやっていこうじゃないですか?
しかし、魂に反しないことが反社会的なことだと真面目な人は困るんですね。「そんなこと私できない!」また、そんなことはできない子は、子どもとしてはいたって普通のことだったとしても親の世間一般の概念から外れたことをしてぶち殴られた経験があるのかもしれませんね(私です)。
でも、病まない多くの人は、そのあたり、ささやかにぷち反社してストレス減らすのが上手いっていうのも事実です。
(公務員や教師、政治家が犯罪で捕まる理由です。ささやかを超えてしまってるけどね)
ある程度は世間一般に迎合しつつ、ここまでっていう線を引いて、その先は上手くちょっとズルしたり、無視したりしてる。「わたしそんなことできない長女長男」に対する「もっとうまく立ち回ればいいのに弟分妹分」の立ち回りですね(怒)。
まぁ、自分の都合のいいようにズルしたり、無視できるのも才能だなとは思います。とはいえ、真面目すぎて病むのも損じゃないですか。
だったら、病まないためにズルは多少は必要なものです。真面目さんはこのあたりの見極めがとても難しいんですよね。私もここかからここまではしていいんだよ! なんて個人差がありすぎて言えませんがね。そして真面目さんによくある0か100か思考だと全然ストレス発散できないor犯罪で詰むわけで。
いや、とにかく素直で真面目さんのあなた、お疲れ様です。頑張ってますあなたは。この世をより素晴らしい場所にしようと頑張ってくれています。ありがとう。
うん。
この世が地獄だったらあなたは素直に真面目に生きれるのか問題
でも、じゃあ、この世が地獄だったらどうでしょうかねぇ?
例えばこの世が、凶悪犯がうようよしている刑務所だったら?
さすがに真面目な人も多少のズルはやらざるを得ないのでは?
今もうすでにズルできてる人には言ってません。今、ここに来てまで、心を病んでまで「ズルは良くないです! だって世間に顔向けできなくなるから!」と生きにくさ爆発しちゃってる人のために言ってます私は。
エイリアンインタビューは、書いた人(作者というか原稿を託された人)が「これはフィクションです」と言ってます。そう言わないと消されるのかなとも思いますが。
内容としては超ざっくり言うと、エイリアン(グレイタイプ)がテレパシーで教えてくれた地球にまつわる真実。
地球は犯罪者の流刑地
反逆者、天才やアーティストや各種芸術家とかの国家の機械的維持にいらん人もいる
強制記憶消去装置によって、死んで魂になっても地球から出れず全記憶を消去され今んとこほぼ全員ほぼ永遠に輪廻し続けてる
今まで数名、悟ることによりシステムより解脱した。そのうちの1人がブッダ
強制記憶消去装置はメンテナンスされてないし力が弱くなるときもある
みたいな感じ。
あなたはどう生きるか
この本を読んで、内容が仮に真実だったとしたら、あなたはどう、生きるでしょうか?
私は今までに宇宙歴史の本やらスピやら色々読んできて、この本の整合性はある程度取れてると感じました。
この世の遺産やら歴史やらは作り物で、本当のことなどほぼほぼ語られていないということもまぁまぁ衝撃的でしたね。アマプラ無料なので、一度読んでみてもらったらいいかなーと思います。
だし、私は概要のところは読み飛ばして、インタビューの部分だけ読みました。それでも結構な読み応えがありました。
とにかく私は自分が病みまくった経験からも、この世界を変に美化しないように、そして、自分を痛めてまで頑張って生きないようにしたらいいなぁと思うわけなんです。
さらにこの本には、仏教ですら最初は良かったけどすぐに書き換えられてコントロールにつかわれるようになったって書いてあるし色々なるほどなーなのです。
全部真実だとかここは怪しいとかそういうことではなく、真実だとしたらどんなに楽に生きれるかなって考えてみてほしい。
ワンチャン「この星は犯罪者の星だから我も犯罪してやるぜヒャッハー」もいるかもしれませんね。私はおすすめしませんが、それもまた自由なのでしょう。
小さなズル、ささやかなぷち反社って何やねんと。考えてみましたが……同居人と半分ずつね☆彡と切り分けた大きい方を自分用にするとか、洗濯物のシワを伸ばさないで干すとかですかね。友達が来るのに掃除機かけない? やばい、それは反社会的!
あんまりことを大きくするとカルマ発生させちゃう気もするので、難しいですね(しかしこの本を読んでしまうとカルマの概念も微妙になりますが)。
とにかく、我々はそもそもめちゃくちゃ難易度高い場所に生きてるから、色々あっても、何かできないような気持ちになってしまっても、何にもしてないだけで偉いですよ(犯罪してないきみはえらい! ということだ)。
ちなみに、どうやったら解脱できるのかっていうと、矯正記憶喪失機が壊れるのがもちろんだが(グレイさん的にはやれたらいいけど今んとこやり方分からないし予算無いし労力の割には得られるリターンがあんまり…な感じ)、ブッダみたいに、ただひたすらた自分と対話して、喪失された記憶を呼び覚まし、みんなと協力して、現状のおかしさに気づくことが必要なんだってさ。
私は、自由を勝ち取るために、まずは今自由であれ、と読み取りました。あなたは、どんなメッセージを受け取る?
アイキャッチ画像:UnsplashのGregory Hayesが撮影した写真