photo by Tadeusz Lakota @Unsplash
BGM:tofubeats/自由
信じられないくらい今の私が必要としている言葉が満載だった
（youtubeの詳細欄で歌詞が見れます）
毎日新しい展開。
毎日新しい気持ちが流れ込んできて、私の、本来の人生ってこんな感じだったんだろうなって納得してる。
以前ならピースがはまらないで、うーんって悩むときがすごくあった。だし、ほかの人が困っていたら立ち止まり、手を差し伸べて優しくして、一緒に考えてあげていた。
でも今はその時間はもうなくなってしまった。
昔からとにかく人のために時間や気持ちを使おうとしていた。けれど、ここにきて、色んな存在に私が言われているのは
自信を持て／前を向いて／進め ということ。
実際、私の周りにはそんな人ばかりで、学ぶ機会には事欠かない。
拗ねている暇はマジでない。
拗ねている人に付き合っている暇はマジでマジでないんだ。
世界がこんなに急激に変化しているのだ。私も勉強を続けないと振り落とされてしまう。私の勉強の邪魔するなら、ごめんだけど、敵と思ってしまう。
これまで私は受け止めることが私の仕事だと思っていた。
仕事と書くと普通は「契約のもと毎月一定の賃金をもらう社会の一員がすべきこと」と想像するかもしれない。
私の言う仕事はもうちょっと広義で、お金の発生だけではなく、宇宙におけるその人の役割みたいな意味である（いきなりスピってごめん）。
ほら、「いつも恋愛相談にのっている」とか「なぜか人に道を聞かれて上手にこたえられる」とかも広義の仕事のひとつ。
で、これまで私は、人の話を聞いて、勇気づけて、そっと見守って応援することが自分の天職だと思っていた。
だのに今はその仕事は仮の仕事で、本当にやるべき仕事を見つけてしまったのだった。
私が本当にやりたい仕事、それは自由に生きること。
ちょっと自分でもなんじゃそりゃって思う。
でも、今、私は、自由に生きることこそが私本来の仕事なんじゃないかって考えている。
私は少し前に、大きな、自信を失うような出来事を起こした。その時私は対処を間違ったのだと思う。当時の思考行動すべてはそのときの私なりの正義だったけれど、井戸のような場所に落ちて、自分だけでは壁を登りたくても登れなくて、頭上には空が見えているのに、私を探す声も聞こえたのに、「もうここでいい。」と、抜け出す努力をやめてしまった。
今なら、自分で考えてもどうにもできないなら、正しく助けを求めればよかったとわかる。もちろん、正しくってところがポイントで、私は間違った対象に縋ってしまった。その結果、また泣く羽目になり、ただただ立ち尽くしていたのだ。
周りの全員が敵に見えるとき、一人でどうしたらいいか分からなかった。誰をどう頼ればいいのか分からなかった。どう頼ったらだめなのか、どんな風に頼ったら刺されてしまうのか、まったくもって分からなかった。
とはいえ、今、「自分で考えてもどうにもできないときは正しく助けを求めればよい」と深く刻むことができたのは、長い時間の苦しみがあったから。
私はこの経験を無駄にしない。
あれから5年くらい。やっと私は井戸から抜け出そうとしている。
まだ壁を登っている途中だけど、奇特な人々が手を差し伸べてくれている。みんな本当の意味で優しくて暖かくて強い。様々な傷を抱え、それでも楽しさを忘れないで笑顔でいる。私は、彼らの魂の美しさにいつも泣きそうになる。そして勝手に守りたいなどと思ってしまう（今は絶賛私が助けられる側だというのに）。
とにかく、前へ進む人たちの一員に私もなりたい。
面白いのが、前へ進む人たちの中でも特別傷だらけの人がいて、私はその人の考えていることが、自然に理解できたりする。
私は、見た目から読み取れるよりヘビーな状況で生きてきており、言うなれば戦地生まれ戦地育ち。私がすんなりと理解できるのは、その人も同じような戦地を潜り抜けてきたような戦友だからだろう。私は、そう（勝手に）解釈している。
もちろん、生きていく中で人は自然に傷付くし、傷を作ること自体はよくあることだ。けれど、傷を変に守ろうとしたり、隠そうとすることで、人生が一番捩れていく。世の中の問題の大半は、傷を見つめることができない存在によって起こされている、とも言える。
いや、だからといって、今でも誰よりも十分傷ついているのに、さらに傷つきに行かなくてもいいのにねぇ……なんて人ごとのように思ったりする。
（人のこと絶対言えない）
その人と私は多分、傷のつき方がとても似ている。でも、単純に似ているとも言えるんだけど「似てる」よりも違和感があって「同じ」よりも親和性がある。
そして私はその人の存在をきっかけとして「自分とは」を考える日々を続けている。
自分を殺して井戸に落ちた私は、井戸から這い上がることと、自分を見つけることは同義。
だからこそ、今はまず、必至で登ろうとしている。早く光のもとへ。本当の自分のもとへ。私はそう、毎秒自分に発破をかけ続けているんだ。
